私は、主に2区画の家庭菜園を借りています。一つは上記の図の様に、幅1m×長さ3mの3平米畝を中心とした区画です。この区画では、1作に栽培する面積が、3平米くらいしか面積を必要としない野菜を中心に栽培しています。
区画全体の長さが8.4mなので、3mの長さの畝が2つ確保できます。あと少し長さに余裕があるので、横向きにAとBの2.4m畝を作っています。
1−1から1−7までを1つのブロック、2−1から2−7までを1つのブロックとし、毎年ひとつずつ作付をずらしていくローテーションを組んでいきます。例えば、ある年、1−1にナスを植えたとすると、次の2年目は1−2にナスを植えます。そして7年目に1−7にナスが植わり、その次の年の8年目にようやく一巡して、1−1にナスが植わります。2−1も同じく、1年目にトマトを植えると、8年目に一巡して2−1にトマトが植わります。要するに1つのブロックでおおまかに7種類(一年2作だと14種類)の野菜が植えることが出来ます。
1つのブロックに植える野菜はなるべく連作障害を避けるようにローテーションを組みます。なるべく同じ科の野菜は組み込まないようにします。7つも区画があれば非常にローテーションが組みやすいです。連作障害が出やすい野菜でも、休閑を要する年限は4〜5年が目安ですから、1ブロックで5区画くらい確保できると、ローテーションが組みやすくなります。
余分な敷地で確保できるAやBのような区画が出来たら、新しい野菜を試験的に栽培したり、メインの区画で野菜の収穫が遅れるなどして次の野菜が植えられないときなどに使用します。
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