◆家庭菜園向けネギの品種 |
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■白ネギ・根深ネギ |
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なべちゃん葱(トキタ)
●草丈70〜75cm、軟白長20〜25cm、太さ3、0〜4、0cmとなる一本ねぎと下仁田ねぎとの交配一本ねぎである。
●葉は濃緑色で光沢があり、柔らかく、軟白部も柔らかく非常においしいねぎで鍋、焼きねぎ等に最適である。
●一本ねぎと下仁田ねぎとの交配種なので、下仁田ねぎより病虫害に強く、栽培が非常に容易である。
●下仁田ねぎのような休眠性がなく、11月から翌年3月まで在圃性が高く、長期出荷が可能である。
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雷帝下仁田(サカタ)
●群馬県の下仁田町馬山地方で、江戸時代より殿様への献上ネギとしてつくられている下仁田系のなかから、選抜淘汰し育成した品種です。煮物、鍋物として甘みがあり、とろけるような舌ざわりで下仁田ネギ独特の風味をもっています。
●軟白部は18〜25p、純白でとくに太く、分けつなくそろいがよいです。葉は濃緑で太く短く葉数は少なく、やや扇状に広がります。葉肉は厚みがありやわらかいです。
●他の下仁田系に比べて、さび病、べと病に強く高温期でもつくりやすいです。
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べにぞめ(カネコ)
●11月〜3月どりに適した秋冬ネギで、葉鞘部の外皮が美しい濃赤色になります。
●分けつ性があり葉は細くて葉ネギの様ですが、土寄せして伸び、赤く発色した葉鞘部を利用します。
●葉鞘部の色は煮るとぬけるので、色を生かすためには薬味などの生食が適しますが、煮食でも独特の甘みがあり非常に美味です。
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■青ネギ(葉ネギ) |
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九条太(タキイ)
●京都特産で西日本を中心に広く栽培されている葉ネギ用種。
●草丈は60cm程度で3〜4本に分けつする。
●肉厚で葉先までやわらかく芳香に富み、品質上々。
●浅黄系より茎が太く、中〜大ネギの利用に適する。
●耐寒性が強く、冬ネギとしての利用が多い。
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ちゃんこ葱(トキタ)
●通常の中小ネギと比べて、葉身、葉鞘部ともに太く生育しながら軟らかで、加熱調理時の自然な甘みは絶品。
●一本ネギと比べ細身なので、火の通りが早く、軟らかさと甘みのある食味を鍋料理、炒め物、おひたし、バーベキューなど多くの料理でいつでもおいしく楽しめる。
●通常の小ネギ品種と比較し、非常に多収。中ネギとして栽培した際の収量性にも優れる。
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■西洋ネギ(ポロネギ・リーキ) |
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ポワロ(タキイ)
●リーキはポロネギとも呼ばれる西洋料理には欠かせないネギの仲間。
●耐暑・耐寒性ともに強い。
●一本ネギのように、土寄せして葉鞘部を軟白させて栽培する。
●ネギよりも臭いが少なく、煮込み料理や焼き料理など、加熱するととろけるように甘くなり美味。
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