◆家庭菜園向けトマトの品種 |
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■大玉トマト |
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ルネッサンス(サカタ)
●根腐萎凋病、萎凋病(F:R-1)、ToMV(Tm-2a型)、斑点病に抵抗性の品種です。
●草勢はややおとなしく、小葉で採光性がよいです。
●単為結果性があり、着果が安定しているのでホルモン処理や、マルハナバチを使った受粉作業が不要です。
●果重は150〜160gで、豊円〜腰高玉、果色・色まわりにすぐれ、肉質・食味がたいへんよいです。
●促成・半促成栽培に最も適します。
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ホーム桃太郎EX(タキイ)
●複合耐病虫性で減農薬栽培が可能に
国内で発生する葉かび病のレースに安定した耐病性を示すCf9をもち、青枯病(B)にも「ホーム桃太郎」と同等の耐病性。ToMV抵抗性はTm-2a、萎凋病レース1(F1)、半身萎凋病(V)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病虫性で家庭菜園に十分な耐病性をもつ。
●草勢管理が容易で家庭菜園用に最適
着果がよく、草勢は中強で栽培後半までスタミナがあるので草勢管理がしやすい。夏秋露地栽培に最適。
●食味のすぐれた完熟トマト
果重200〜210g程度、腰高で玉ぞろいよく、濃桃色のきれいなトマト。糖度が高く酸味とのバランスも良好でおいしい。硬玉なので樹上完熟で収穫ができる。
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■中玉トマト(ミディトマト) |
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フルティカ(タキイ)
●中玉で高糖度
糖度が7〜8度で果重は40〜50g。同じくらいの果重になる品種の中で糖度は最高レベル。果肉は滑らかで弾力性があり、食感のよい品種。果皮は薄くて口に残りにくく、ゼリーの飛び出しが少ない。
●裂果が少ない
弾力性のある果肉の特性から、昼夜温の差が大きい春や秋でも裂果が少ない。
●栽培特性
オールシーズン栽培可能。初期の草勢はやや強いので、過繁茂にして異常主茎が発生しないよう注意する。ただし、着果負担がかかり始める4段開花および冬季には草勢が落ちやすいので早めの追肥が必要。熟期は早生で、葉は中大葉。
●耐病性
耐病性はトマトモザイクウイルス(Tm-2a)、葉かび病(Cf9)、斑点病(LS)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病虫性をもつ。長期栽培にはTm-2a型台木との接ぎ木が基本。
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シンディースイート(サカタ)
●萎凋病(F:R-1,2)、ToMV(Tm-2a型)、斑点病に抵抗性で、根腐萎凋病、葉かび病に耐病性、ネマトーダに耐虫性の中玉トマトです。
●草勢は中程度です。やや節間が伸びます。裂果の発生が少なく、上物率が高いです。
●果実は約35〜40gで、1花房当たり約10〜15果程度着果します。果実はテリがあり、果色が鮮やかです。甘みと酸味のバランスがよく、食味極良です。
●下段はシングル花房で、上段からダブル花房となり、多収です。
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■ミニトマト |
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アイコ(サカタ)
●萎凋病(F:R-1,2)、ToMV(Tm-2a型)、葉かび病、斑点病に抵抗性のミニトマトです。
●草勢はややおとなしく、つくりやすいです。裂果の発生が少なく、上物率が高いです。房どりも可能です。
●果実はプラムタイプです。肉厚でゼリーが少なく、高糖度です。丸玉とは異なる食感で、食味極良です。果実はテリがあり、果色が鮮やかです。
●下段はシングル果房で、上段からダブル果房となり、多収です。
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イエローアイコ(サカタ)
●果実はプラムタイプで細長く、黄色です。肉厚でゼリー分が少なく、従来の丸玉ミニトマトとは異なる食感です。トマト独特の青臭さが少なく、非常に甘くてフルーツのような食味が特長です。
●葉かび病、ToMV(Tm-2a型)、斑点病に抵抗性をもち、減農薬栽培が可能です。
●裂果の発生が少ないので、十分に黄色く熟してからの収穫が可能です。
●下段はシングル花房で、上段からダブル花房となり多収です。
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シシリアンルージュ(パイオニアエコサイエンス)
●調理・加工用トマトの傑作(中玉)。ピンク系大玉トマトに比べて機能性成分リコピンが約8倍、旨み成分グルタミン酸が約3倍も多く含まれている(女子栄養大学調べ)。
●塩とオリーブオイルで炒めるだけで美味しい。
●早生、中小葉でやや伸び採光性が良い。
花数は20花/房、赤色縦長果、20〜30g/果。
●普通のトマトに比べて回転が早く多収品種である。
●耐暑・耐寒性があり、幅広い作型で栽培できる。
※萎ちょう病(F1)、半身萎ちょう病(V)、ToMV(Tm型)に抵抗性
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